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経済産業大臣指定伝統的工芸品
都城大弓
JAPANESE TRADITIONAL BOW
28-209
都城大弓の歴史 | HISTORY
都城大弓の素材は、都城の温暖な気候と豊かな自然が育んだ真竹と黄櫨(はぜ)。
大弓の工程は200以上もあり、そのすべてを一人の弓師が手仕事で仕上げています。
都城市は、薩摩藩主家の祖となった島津家が誕生した島津荘と呼ばれる日本最大の荘園がありました。
鎌倉武士の気風を明治になるまで保持していたと伝えられる薩摩では、武道が推奨され、武具の製造も盛んでしたが、なかでも都城の大弓は名声が高く、江戸時代初期にはその製法が確立したといわれています。
その記録は、寛政10年から文政期(1789年~1830年)に都城島津家の記録方によって編纂(へんさん)された「庄内地理志」に記載されています。
弓師たちは雄大な霧島の麓で、一張一張丹精を込めて作り上げています。
平成6年には、国の伝統的工芸品の指定を受けています。
都城弓師系譜 | MIYAKONOJO YUMISHI GENEALOGY
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